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雇用契約とはそもそもそういうものだ。「これだけの仕事をしてね」 「その報酬としてこれだけ払いますよ」という契約を結んでいるわけなんで、 それ以上の仕事をしてもらってもおいそれと追加で払うわけにはいかない。 給料を上げて欲しければ契約内容を更新することが必要だ。 (逆に、契約どおりの業務をこなせていない場合、 減給にするのにも契約の更新という話になる。)
ただ、会社は基本的に「この人がいるからこういう業務やってもらおう」という 考えではなく、「こういう業務が必要だから人を雇おう」と考える。 同一会社内で、ある部署でレイオフすると同時に別の部署で求人をかけたり することも珍しくない。 したがって、ひとつの社内で同じ系統の業務をこなしながら 契約内容を変えてゆくということはやりにくい。会社がダイナミックに 変わって行くのでもなければ、給料を上げる基本手段は転職ということになる。
「下積みを重ねてキャリアアップ」という考え方は米国にもあるけれど、 それはひとつの会社でずっと重ねるものじゃなく、ある会社で3年間ジュニアレベル で下積みをして、その経験を使って次の会社でインターミディエートレベルの 仕事に就き…というふうにキャリアアップしてゆくのがよくあるパターン。
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